ストラスブール美術館展~モダンアートへの招待~
ヨーロッパの交差点、美と食の街から
2012年5月26日(土)~7月16日(月・祝)
現在のストラスブールはブリュッセルと共にEU議会が置かれる「欧州の首都」としてヨーロッパの融和を象徴する街であり、美しい旧市街やクリスマス・マーケットで人気の観光都市でもあります。本展は、ドイツとフランスの文化が交錯・融合する国際文化都市ストラスブールの10館の市立美術館・博物館の内、近現代美術館のコレクションを紹介しました。アルフレッド・シスレー、ポール・ゴーギャン、ポール・シニャック、パブロ・ピカソなど美術史を華麗に彩る巨匠たちとともに、ロタール・フォン・ゼーバッハ、ジャン(ハンス)・アルプといったアルザス地方ゆかりの画家の作品により、印象派から20世紀を経て現代に至る西洋近現代絵画の多彩な展開を示し、モダンアートの流れをストラスブールというヨーロッパの中でも特殊な都市の視点を交えて紹介しました。本展は美術史的な視点だけに依らず、ストラスブールという街自体にもスポットを当てて、来館者に広くヨーロッパの文化や歴史に関心を抱いてもらう機会としました。フランス映画の上映をはじめ、焼き菓子フェアや館内レストランとのタイアップ企画によりアルザスの食文化などもあわせて紹介し、来館者にフランスの様々な文化に触れてもらいながら展覧会の理解を深めてもらうことができました。
会場風景
会期 | 2012年5月26日(土)~7月16日(月・祝) |
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会場 | 茨城県近代美術館 |
入場料 |
一般 1,160(1,050)円/高大生 950(830)円/小中生 470(350)円 ※満 70 歳以上の方、障がい者手帳等をご持参の方は無料 ※毎週土曜日は高校生以下無料 |
開館時間 | 午前9時30分~午後5時(入場は午後4時30分まで) |
休館日 |
毎週月曜日 ※ただし、7月16日(月・祝)は開館 |
主催 | 茨城県近代美術館 |
後援 | フランス大使館/NHK水戸放送局 |
協力 | エールフランス航空 |
企画協力 | ホワイトインターナショナル |