簡易模写
画家の作品を見ながら、その作風を写し取ることでその作者の意図を体感、理解するための手段として、摸写があります。
美術館では小・中学生を対象に鉛筆を使用した簡易摸写を実施しています。時間は、学校の授業と同じ45~50分程度です。
お申し込みの手順
- 茨城県近代美術館(美術課)に電話して、以下のことをお知らせください。
団体名、担当者名、電話番号、希望日時 - 「簡易模写申込書」、「入館料減免申請書」(団体来館扱いのため)を郵便かFAXでお送りください。
FAXの場合、当日に原本をご持参ください。
簡易模写の対象
簡易模写ができるのは、当館の所蔵作品のみとなります。
借用作品については対象外となります。
簡易模写ができる場所
所蔵作品展示室、エントランスホールのみとなります。
使用できる用具
当館で認めているもの
場所 | 所蔵作品展示室1・2 | エントランスホール |
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筆記用具 |
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※パステルなどの使用時にフィキサティーフ(定着用スプレー)などは現場では使用できません。使用するときは、講座室(地階)となります。 |
補助用具 |
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ご遠慮いただいているもの
筆記用具 |
※材質が液状またはもろいため。飛散して作品などに付着する恐れがあるため。
※芯が飛んで作品を傷つける恐れがあるため。
※消しくずが散らばり、作品や展示環境保全によくないため |
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美術館で用意できる用具
- 色鉛筆(ドイツ ファーバーカステル社製12色 19セット)
- 画板(肩掛けひも付き 30枚)
- 鉛筆削り器
- クリップ
- イーゼル
- バインダー
その他
- 持ち込みの小椅子(エントランスホール)、備え付けの椅子、ソファーなどからの模写は可能です。
- 団体などの入場者で混み合う場合は、一時、模写を中断していただく場合があります。
- 消しゴム、鉛筆削りは決められた場所で使用をお願いしています。(所蔵作品展示室1・2では、消しゴムは使用できません。)
- 模写も著作権法上の複製に当たりますので、模写した作品を一般の人が見られる場所に展示したり、印刷物に掲載したり、インターネットのホームページで発表したりするためには著作権者の許可が必要となります。
- 各展示室の模写人数は、10名まで、一つの作品を模写するのは2~3名までとします。
掲載日 令和5年2月1日
更新日 令和5年3月14日