憧れの欧米への旅 竹久夢二展
2019年9月7日(土)~10月27日(日)
抒情的な美人を描き出し、大正時代に一世を風靡した竹久夢二(1884-1934)。その仕事は多岐にわたり、絵画としては日本画、油彩画、水彩画、版画といったジャンルをまたいで制作したほか、詩や童謡も創作し、封筒や絵葉書などのデザイン、本の装幀や楽譜の表紙絵なども手がけ、夢二の作品世界は人々の生活に広く浸透しました。その洗練された色使いと斬新な構図からなる作品は現代においても色あせることなく、書籍や日用品のデザインとなって愛されています。
本展では、貴重な肉筆画を多数展示して“夢二式美人”を示し、また、実際に販売されていた封筒など当時の人々の暮らしを彩ったデザインの数々、書籍や楽譜の装幀などにより、幅広い画業の全貌を紹介しました。また、夢二が切望しながらも長く叶わず、人生初にして最後となった晩年の欧米旅行にスポットを当て、旅行中に描いた異国の女性たち、ウィーンで制作された稀少な油彩画《扇をもつ女》(1932-33)などの作品を特集展示しました。
会場風景
会期 | 2019年9月7日(土)~10月27日(日) |
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会場 | 茨城県近代美術館 |
入場料 |
一般 980(850)円/満70歳以上490(420)円/高大生 720(600)円/小中生 360(240)円 ※障がい者手帳・指定難病特定医療費受給者証等をご持参の方は無料 ※土曜日は高校生以下無料 ※9月15日(日)~21日(土)は満70歳以上の方無料 |
開館時間 | 午前9時30分~午後5時(入場は午後4時30分まで) |
休館日 |
9月9日(月)、24日(火)、10月15日(火)、21日(月)のみ |
主催 | 茨城県近代美術館 |
特別協力 | 竹久夢二文学館神戸文庫有限会社 |
企画協力 | 株式会社ビー・シー・シー |
後援 |
水戸市/東日本旅客鉄道株式会社水戸支社/NHK水戸放送局/朝日新聞社水戸総局/茨城新聞社/産経新聞社水戸支局/東京新聞水戸支局/日本経済新聞社水戸支局/毎日新聞水戸支局/読売新聞水戸支局 |