志村ふくみ展
―滋賀県立近代美術館コレクションを中心にー
2019年4月6日(土)～6月2日(日)
大正13(1924)年に滋賀県近江八幡市に生まれた志村ふくみは、戦後まだ作家として織の作品を作る人が少なかった時代に染職の道を志し、今日に至るまでひたむきに創作活動を続けてきました。平成2(1990)年には重要無形文化財「紬織」保持者（人間国宝）の認定を受け、平成27(2015)年には文化勲章を受章しました。志村は植物を尊び、自然に対して純粋で真摯な創作姿勢を貫いてきました。また文筆にも優れ、昭和58(1983)年には『一色一生』により第10回大佛次郎賞を、平成5(1993)年には『語りかける花』で第41回日本エッセイスト・クラブ賞を受賞しました。
本展では滋賀県立近代美術館のコレクションを中心にした約100点により、初期から近年にいたる志村の芸術を辿り、自然と人間とのかかわりと、古典文学をはじめとした日本の文化に対する深い考察に基づき、染織界に新たな地平を切り開いた志村ふくみの作品を堪能できる展覧会としました。
出品目録(pdf 433 KB)会場風景
| 会期 | 2019年4月6日(土)～6月2日(日) |
|---|---|
| 会場 | 茨城県近代美術館 |
| 入場料 |
一般 1,080(980)円／満70歳以上 540(490)円／高大生 850(720)円／小中生 480(360)円 ※土曜日は高校生以下無料 ※障がい者手帳・指定難病特定医療費受給者証等をご持参の方は無料 ※4月20日(土)は満70歳以上の方は入場無料 |
| 開館時間 | 午前9時30分～午後5時(入場は午後4時30分まで) |
| 休館日 |
月曜日 ※ただし4月29日(月)、5月6日(月)は開館、5月7日(火)は休館 |
| 主催 | 茨城県近代美術館／NHKプロモーション |
| 特別協力 | 滋賀県立近代美術館 |
| 後援 |
水戸市／朝日新聞水戸総局／茨城新聞社／NHK 水戸放送局／産経新聞社水戸支局／ 東京新聞水戸支局／日本経済新聞社水戸支局／毎日新聞水戸支局／読売新聞水戸支局 |
掲載日 令和5年10月11日
更新日 令和5年11月21日
