講演会+植物画デモンストレーション
「キュー王立植物園の植物画コレクション」
おいしいボタニカル・アート 関連イベント
講師
山中 麻須美 氏(キュー王立植物園公認植物画家)
1957年生まれ、奈良市出身。
1987年、英国マークス&スペンサーの専属陶磁器デザイナーとして渡英。
2008年、日本人として初のキュー王立植物園の公認画家となる。
2011年、RHS(英国王立園芸協会)主催のボタニカル・アート・ショーにてインドトチノキの一年を描いたシリーズでGoldメダル受賞。
2015年、キュー王立植物園の歴史のある木(ヘリテージツリー)を描いた40枚の絵で、シャーウッド・ギャラリーにて個展「Kew's Heritage Trees」を開催。
2016年、陸前高田市の奇跡の一本松を描く。在英日本大使館での展示を経てキュー王立植物園より日本政府に寄贈され、現在は陸前高田市の震災追悼祈念施設にて展示・保管される。
2016年、キュー王立植物園にて日本の植物画展「Flora Japonica」を企画・開催。
2019年よりRHS(英国王立園芸協会)主催のボタニカル・アート・ショーの審査員となる。
2021年、外務大臣表彰受賞。
作品制作に加え、展覧会の企画・出版物の編集、講演会など、植物を通した日英の交流に数多く携わる。在英36年。
日時
2024年3月10日(日)午後2時~午後4時
会場
地階講堂
キュー王立植物園初の日本人の公認植物画家である山中麻須美氏に、世界でもっとも著名な植物園である同園とその植物画コレクションについてご紹介いただくとともに、キューにおけるご自身の仕事や様々な体験についてもお話しいただきました。あわせて、植物画制作過程のデモンストレーションを行いました。
参加者の感想
- 色付けの実演を見せてくださったのが大変興味深かった。写真より植物画の方がリアルですね。
- 植物画というと研究用というかたいイメージがありましたが、山中先生の楽しいお話で、初心者の私もトライしてみようと思いました。
- デモンストレーションを見られて、言葉だけで伝わらないところが伝わり、良かった。講演会では仕事場でのエピソードを聞けて良かった。
掲載日 令和5年12月20日
更新日 令和6年3月28日