没後10周年 平山郁夫
シルクロードコレクション展
2020年5月12日(火)~6月28日(日)
平山郁夫(1930~2009)は仏教東漸(とうぜん)やシルクロードの文化交流をテーマに、格調高い絵画を制作し、戦後から平成の日本画壇において活躍しました。生涯に140回以上シルクロード各地を訪れ、取材の中で文化財が危機に瀕している状況を目の当たりにしたことで、世界各地の文化財保護活動にも精力的に取り組み、大きな業績を残しました。中学生の時に広島で被爆した平山は、平和への祈りを託して、仏教を制作の柱とし、その源流を求めて、東西文明の交流の舞台であるシルクロード各地を取材し、独自の画風を築き、高い評価を得ました。
また、平山は、取材に同行した美知子婦人と共に、シルクロードの彫刻や工芸品の収集を行い、ヨーロッパ、西アジア、中央アジア、東アジアの約37カ所で作られた、絵画、彫刻、工芸品約9,000点のコレクションを形成しました。
本展では平山郁夫の絵画、夫妻が集めた彫刻や工芸品、そして取材の様子を示す資料約250件により、平山夫妻の歩いた道をたどり、平山のシルクロードに対する思い、平和を願う思いを伝える展覧会としました。
会場風景
会期 | 2020年5月12日(火)~6月28日(日) ※新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、緊急事態宣言に係る臨時休館により、4月25日(土)~6月14日(日)から会期変更 ※6月15日(月)に一部展示替え |
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会場 | 茨城県近代美術館 |
入場料 |
一般1,100(1,000)円/満70歳以上550(500)円/高大生870(730)円/小中生490(370)円 ※5月23日(土)は満70歳以上の方は入場無料 |
開館時間 | 午前9時30分~午後5時(入場は午後4時30分まで) |
休館日 |
月曜日 |
主催 | 茨城県近代美術館/公益財団法人平山郁夫シルクロード美術館/朝日新聞社 |
後援 |
水戸市/茨城新聞社/NHK水戸放送局/産経新聞社水戸支局/東京新聞水戸支局/毎日新聞水戸支局 |
掲載日 令和5年10月11日
更新日 令和5年11月21日