名作のつくりかた
2020年7月11日(土)~9月22日(火・祝)
名作はいかにして名作になったのか――。本展では、横山大観や菱田春草、中村彝など当館の中でも特に人気の高い所蔵作品を中心に、素材や技法、構図などに着目し、作家が作品をどのように構想して完成へと導いたのか、その制作の裏側を探りました。
中でも中村彝《静物》、中西利雄《彫刻と女》、浦田正夫《砂丘》など、すでに亡くなった作家の作品については、スケッチや下絵、画家が作品に描き込んだ家具などと完成作を比較することで、作家の意図を読み解きました。また横山大観《流燈》や菱田春草《落葉》など、当館を代表する作品については、くわしく見所を紹介することで、名作を親しむ機会としました。
また、現在も活躍する作家については、素材の特質を活かしながら独自の表現に至った中村義孝や間島秀徳などの制作方法を、作品とあわせて写真や映像により紹介しました。
会場風景
会期 |
2020年7月11日(土)~9月22日(火・祝) ※8月17日(月)に一部展示替え |
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会場 | 茨城県近代美術館 |
入場料 |
一般730(610)円/満70歳以上360(300)円/高大生490(370)円/小中生240(180)円 ※9月15日(火)~21日(月・祝)は満70歳以上の方は入場無料 |
開館時間 | 午前9時30分~午後5時(入場は午後4時30分まで) |
休館日 |
毎週月曜日 ※ただし8月10日(月・祝)、9月21日(月・祝)は開館、8月11日(火)は休館 |
主催 | 茨城県近代美術館 |
後援 |
水戸市/朝日新聞水戸総局/茨城新聞社/NHK水戸放送局/産経新聞社水戸支局/東京新聞水戸支局/日本経済新聞社水戸支局/毎日新聞水戸支局/読売新聞水戸支局 |