学芸員による鑑賞講座「猪熊弦一郎と彼をめぐる人たち」
猪熊弦一郎展『いのくまさん』関連イベント
本展担当学芸員による鑑賞講座を開催しました。
2023年5月28日(日)、企画展「猪熊弦一郎展『いのくまさん』」担当学芸員による鑑賞講座を開催しました。
猪熊弦一郎は、多くの友人・知人たちに囲まれていました。小磯良平、荻須高徳、中西利雄ら東京美術学校の同級生たち。フランス滞在中に出会ったマティスやピカソ。フランスおよび帰国後疎開先でともに過ごした藤田嗣治。後年、田園調布のアトリエを設計した吉村順三・・・・・・。猪熊と彼をめぐる人たちについて、様々なエピソードを交えて紹介しながら、猪熊の生涯、画業そして猪熊作品の魅力について解説しました。
参加者の感想
- 猪熊の画家としての軌跡がよくわかりました。病気にめげず前に進んだ精神がすばらしいと思いました。ありがとうございました。イサム・ノグチとの交流も良くわかりました。
- 人物像と作品の関係がよく分かりました。鑑賞の際の参考になります。香川県の美術館にも訪れてみたいと思います。
- 5/14の古野さんの話は本「いのくまさん」を中心としたものでしたが、5/28の山口さんの話は猪熊氏の生涯を語るものだった。重なる内容があったけれど、猪熊氏の画業や人柄など全体像を知ることができてよかった。
掲載日 令和5年5月6日
更新日 令和6年3月28日