講演会「中村彝と同時代の画家たち―岸田劉生、藤島武二、曽宮一念など」
「没後100年 中村 彝 展」関連イベント
講師
田中淳氏(公益財団法人大川美術館長)
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【講師プロフィール】
1983年東京藝術大学大学院美術研究科修士課程修了。東京国立近代美術館、東京国立文化財研究所を経て、2017年より大川美術館長。東京文化財研究所客員研究員。専門は日本近代洋画。主要著書に『画家がいる「場所」-近代日本美術の基層から』(ブリュッケ、2005)、『黒田清輝《湖畔》美術研究作品資料第5冊』(中央公論美術出版、2008)、『太陽と仁丹-1912年の自画像群・そしてアジアのなかの「仁丹」』(ブリュッケ、2012)がある。
日時
2024年12月1日(日)午後2時~3時半
会場
地階講堂
その他
対象:どなたでも
定員:250名
申込方法:
1、来館(総合受付にて申込書を記入)
2、往復はがき(往信用文面に希望者全員(一枚につき4名様まで)の氏名、代表者の住所、電話番号、参加を希望する講演会名、返信用宛名面に住所と氏名を記入し、当館「中村彝展イベント係」まで送付)
3、専用フォーム(チラシ等のQRコード、もしくはこのページの下部のフォームから)
参加者の感想
- 美術に関しては全くの素人ですが、画家自身やそれを取り巻く人々との関わりを知ることで、絵を観る楽しさ、興味が大きく変わるところがよいと思った。 田中先生のお話は分かりやすく、よかったです。
- 中村彝について、俊子像を沢山描いた画家、くらいの知識しかなかったが、田中先生からの分かりやすい血の通った生身のの人物像に出逢えてとても感動しました。出逢うべくして出逢えて解るものとの交信は、そのまま引き継がれて行くことにも感動しました。レンブラントの画集は、いろんな画家に影響を与えたんですね。後には、松本竣介にも繋がって行くんですね。良い勉強が出来て清々しい気持ちになりました。ありがとうございました。
- 彝を取り巻く藤島たちとのいい関係性、よくわかりました。彝さんは幸せだった!!と。この公演後、展示作品の見方がより深くなった。参加してよかった。
掲載日 令和6年9月13日
更新日 令和7年6月7日