開催概要

2月23日（金曜日）に、講師に金澤武久氏（鉛筆画作家）をお招きして実技講座を開催しました。
鉛筆の種類や表現の特徴について説明を聞いた後、参加者自身でカッターで鉛筆を研ぐことから制作が始まりました。美術が苦手と感じている児童・生徒でも表現する喜びを味わえるように、写真をトレースして形を描く方法を教わりました。講師からは、写真を選ぶ段階から「この絵を描くことで、自分が何を表現したいのか」について子どもたちがしっかり考えることで、表現する喜びにつながるといったお話がありました。

参加者のみなさんは、とても集中して制作に取り組み、会場の中には鉛筆の音だけがする静寂の時間が流れていました。短い時間の制作でしたがとても完成度の高い作品が生み出され、みなさん自分の作品に満足している様子でした。完成した作品は額装をして並べて、最後にミニ鑑賞会を行いました。

参加者の感想

• 指導者としても素晴らしい講師の先生から学ぶことがたくさんありました。生徒側として作品を作る楽しさを味わうことができて、美術を愛好する気持ちが高まりました。
• 初心者で参加しましたが、最後はそれなりに作品が仕上がり、うれしかったです。勤務先の子どもたちにも鉛筆画のよさを広めたいと思います。
• とても楽しく制作することができました。仕事に追われている日々から抜け出して、自己研修のための時間をつくることができました。