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トップ企画展平成29年度(2017.4.1ー2018.3.31)> 生誕100年 清宮質文 あの夕日の彼方へ

生誕100年 清宮質文 あの夕日の彼方へ

2018年2月23日(金)~4月8日(日)

  • チラシ表
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木版画家清宮質文(1917-1991)は、版による複製性よりも、「彫り」の線や、「摺り」による色の重なりといった、版画の表現の可能性を追求したことで知られています。透明水彩を用い、摺りごとに色調を変えるその版画作品は、みる人の心にしみ入るような詩情に溢れ、今なお多くの人を魅了し続けています。

この著名な版画家が水戸市内に葬られていることは、これまであまり知られてきませんでした。清宮の先祖は守山藩(水戸藩の支藩)の藩士であり、常陸国鹿島郡夏海(現在の茨城県大洗町成田町の一部)に居住していました。

本展では、生誕100年を記念する回顧展として、年代順に制作テーマを追いながら、木版を中心に代表作を紹介しました。清宮質文の県内初の大規模な個展として、茨城との繋がりを示す資料を展示するなど、清宮を郷土の作家として顕彰することができました。また、平成19年度以降、版画コレクター照沼毅陽氏より当館に寄贈された清宮質文の版画作品全104点をまとめて紹介する機会となりました。

会場風景

  • トーベ・ヤンソン 「まいごの火星人」スケッチA(1957年)
  • トーベ・ヤンソン 「まいごの火星人」スケッチB(1957年)
     

  • ラルス・ヤンソン 「10個のブタの貯金箱」原画(1975年)

生誕100年 清宮質文 あの夕日の彼方へ

会期 2018年2月23日(金)~4月8日(日)
※前期2月23日(金)~3月16日(金)、後期3月17日(土)~4月8日(日)(一部展示替えを実施)
会場 茨城県近代美術館
入場料

一般 980(850)円/高大生 720(600)円/小中生 360(240)円

※( )内は 20 名以上の団体料金

※満 70 歳以上の方、障がい者手帳等をご持参の方は無料。

※春休み期間を除く土曜日は高校生以下無料

開館時間 午前9時30分~午後5時(入場は午後4時30分まで)
休館日

4月2日(月) ※水戸の梅まつりにあわせて会期中4月1日(日)まで無休

主催 茨城県近代美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会
協賛 ライオン、大日本印刷、損保ジャパン日本興亜、日本テレビ放送網、株式会社常陽銀行
 

掲載日 令和5年12月1日

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