令和5年度 年間スケジュール
2023年4月から2024年3月まで
※なお、日程や内容などは一部変更になる場合がございます。ご了承ください。
企画展
猪熊弦一郎展『いのくまさん』
会期:2023年4月15日(土)~6月25日(日)
多彩な創作活動で知られる画家・猪熊弦一郎(1902-1993)。その作品の魅力をこどもたちにもわかりやすく紹介した絵本が『いのくまさん』(小学館発行)です。本文は詩人・谷川俊太郎のシンプルかつ軽妙な文章で綴られ、ページをめくるたびに猪熊作品の生命力に溢れた世界が広がります。本展はこの絵本をもとに構成した大人からこどもまで楽しめる展覧会です。
猪熊弦一郎《顔80》1989年
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館蔵(C)公益財団法人ミモカ美術振興財団
土とともに 美術にみる〈農〉の世界
―ミレー、ゴッホ、浅井忠から現代のアーティストまで―
会期:2023年7月8日(土)~9月3日(日)
近年、気候変動や武力紛争による食糧危機が身近となるなか、わたしたちの命を支える〈農〉が注目されています。本展では、近代以降の美術における、多彩な〈農〉のイメージを探ります。日本やフランスの農村風景、モデルとして見出された農婦と子、社会派の画家による農民運動、現代アートにおける多様な〈農〉のモティーフなど、厳選した約100点の作品により、美術の中の〈農〉を考察します。
フィンセント・ファン・ゴッホ《座る農婦》1884-85年
公益財団法人諸橋近代美術館蔵
※「土とともに 美術にみる〈農〉の世界」には当館パートナー企業からのご支援をいただいています。
令和5年度茨城県芸術祭美術展覧会
会期:2023年9月30日(土)~10月15日(日)
茨城県、茨城県教育委員会、茨城文化団体連合などが主催する全県的な公募展です。日本画・洋画・彫刻・工芸美術・デザイン各部門の入選作品を展示します。
※書・写真部門はザ・ヒロサワ・シティ会館で展示します。
国吉康雄展~安眠を妨げる夢~
福武コレクション・岡山県立美術館のコレクションを中心に
会期:2023年10月24日(火)~12月24日(日)
16歳で単身アメリカに渡り、働きながら絵を学び、やがてアメリカを代表する画家のひとりとなった国吉康雄(1889‐1953)。日本人移民排斥、第二次世界大戦等、国吉は日本人であることで苦しい立場におかれながらも、反戦や反ファシズムのメッセージを自らの作品に託して伝え続けました。本展は、国吉の作品や資料を世界最大規模で所蔵する福武コレクションを中心に、研究の新知見を交えながら、その多様な作品と人生を紹介します。
国吉康雄《安眠を妨げる夢》 1948年福武コレクション蔵
第13回現代茨城作家美術展
会期:2024年1月20日(土)~2月12日(月・振)
日本画・洋画・彫刻・工芸美術・書・写真・デザインの各部門で活躍している現代の茨城を代表する作家たち100人の作品100点を展示します。現代茨城県内の芸術文化の発展に寄与し、併せて新人の台頭を促すために隔年で開催しています。
英国キュー王立植物園
おいしいボタニカル・アート 食を彩る植物のものがたり
会期:2024年2月23日(金・祝)~4月14日(日)
薬草学や植物学などの科学的研究を目的として花や植物を正確かつ緻密に描いた植物画、ボタニカル・アート。英国王室ゆかりの庭園で世界屈指の研究機関でもあるキュー王立植物園の協力のもと、野菜や果物、茶やコーヒー、ハーブ、スパイスといった“おいしい”植物を描いた作品を紹介する展覧会です。ティー・セットやカトラリー、古いレシピなども展示し、食用の植物と英国の生活様式や文化芸術との関わりなどを紐解きます。
おそらくインドの画家(ジャネット・ハットン[1810年代に活躍]の作品とみなされる)
《コショウ》1810年頃キュー王立植物園蔵
©The Board of Trustees of the Royal Botanic Gardens, Kew
所蔵作品展
第1展示室
日本画の横山大観、小川芋銭、洋画の中村彝、彫刻の木内克など郷土の作家を中心とした日本の近代美術と、彼らに影響を与えた西洋美術を季節やテーマによって作品を入れ替えてご紹介します。
会期 | 展覧会名/主な出品作品 |
---|---|
~2023年4月9日(日) |
日本の近代美術と茨城の作家たち 冬から春へ |
4月12日(水)~6月11日(日) | 日本の近代美術と茨城の作家たち 春から夏へ |
6月17日(土)~9月18日(月・祝) ※7月31日(月)に一部展示替え |
日本の近代美術と茨城の作家たち 夏 |
10月21日(土)~12月17日(日) | 日本の近代美術と茨城の作家たち 秋から冬へ |
12月20日(土)~2024年2月18日(日) | 日本の近代美術と茨城の作家たち 冬から春へ(前期) |
2024年2月22日(木)~4月21日(日) | 日本の近代美術と茨城の作家たち 冬から春へ(後期) |
第2展示室
会期 | 展覧会名/主な出品作品 |
---|---|
~2023年4月9日(日) | 木村武山 彩色杉戸絵 |
4月12日(水)~6月11日(日) | 花ものがたり |
6月17日(金)~9月18日(月・祝) | ワカラナイ ノ ススメ |
10月21日(土)~12月17日(日) | 色彩の響きをきく/みる |
12月24日(土)~2024年2月12日(日) | よみがえる美術作品 保存と修復 |
2月15日(水)~4月9日(日) | 木村武山 須磨御殿杉戸絵 |