第1回美術館セミナー
開催概要
8月6日(火曜日)、講師に横田将士氏(映像作家)を迎え、美術教育講演会を開催しました。
講演会では、講師自身の幼少期や図画工作・美術の授業での体験をはじめ、当時の美術教師との関わりなどについてお話いただきました。また、制作過程やエピソードを交えて自身の映像作品を紹介していただきながら、映像の面白さ、
演習の「かんたん編」では、授業でも取り入れやすい映像編集ソフトを使って即興でコマ撮りアニメーションを制作しました。「ほんき編」では、美術館の空間を舞台にして、参加者全員で本格的な映像作品制作に挑戦しました。講師が指示と撮影をし、参加者が動きや隊形を変化させながら制作に取り組みました。会場全体に一体感が生まれ、さながら映画の撮影現場のような雰囲気でした。最後に、講堂に移動し、講師がその場で編集した完成作品を鑑賞しました。
演習で作成したコマ撮りアニメーション「MODERNTIMES」
参加者の感想
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シンプルな手法ながらも意外な効果や予想に反した動きなどができ
るコマ撮りアニメーションの面白さを感じることができました。また、 身体性を伴う表現というのは通常の授業では行いにくいので、 今回のセミナーが大変勉強になりました。 -
子どもを認めて褒めてあげることが、
将来の仕事につながることを感じ、 教師の役割を改めて再認識しました。 -
日常生活では味わえない貴重な体験ができました。1コマずつ動かして撮影する過程はすごく大変と感じましたが、
完成した物を見たときは、すごく達成感を感じました。 -
コマ撮りの仕組みや作り方が体験できてわくわくしました。
参加したものを最後にみられたのもよかったです。学校でも取り入れて、生徒達にもみんなで一緒に映像制作をする楽しさを味わってほしいと思いました。