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家族でわくわくミュージアムVol.1(7月)

活動の記録

7月14日(日曜日)幼児(未就学児)+保護者
「何がかいてあるのかな?小川芋銭〈江村六月、雲巒烟水〉の鑑賞」

「何にみえるかな?白髪一雄〈普門品 雲雷鼓掣電〉の鑑賞+ワークショップ」

  • 前半は小川芋銭の屏風〈江村六月、雲巒烟水〉をみんなで鑑賞しました。とても大きな屏風なので、歩きながらよくみて「何が描かれているか」について、みんなで話し合いました。山、湖、川、家、鳥などいろいろなものが描いてあることに気がつきました。次に、鑑賞アイテム「ひらめきサイコロ」を使って「絵から聞こえてきそうな音」を想像してみました。「木の中に隠れてるカラスの鳴き声」「草が風でカサカサとこすれる音」「水がゆれるチャプチャプという音」などの意見が出たので、聞こえてきそうな音から「絵の中に隠れているもの」についてさらに想像を膨らませて話をしました。土の中にいるオケラ、田んぼの中にいるカエルやオタマジャクシ、草の中にいるコオロギなどたくさんの生き物を想像することができました。みんなで話をしてみると、絵の中にはたくさんの生き物たちがあふれ、活き活きとした自然の風景が浮かび上がってきました。
  • 後半は、白髪一雄〈普門品 雲雷鼓掣電〉を鑑賞して、「何にみえるか」についてみんなで話し合いました。ドラゴン、へび、火山など形や色から様々なものを連想することができました。
  • 最後に、黒い紐と赤などの糸を使って、作品の前でミニワークショップを行いました。子ども達は紐の形や糸の色を工夫しながら、お母さんの顔や火山など思い思いの作品を作っていました。

《みんなの感想》

  • 久しぶりに参加して、子どもが最初は緊張していたようですが、その場の少しづつ雰囲気に慣れて、とても楽しんで参加することができました。
  • 鑑賞する時の楽しみ方や絵の見方が分かりました。
  • 親子で一緒に鑑賞、創作を楽しむことができました。創作は、家でもできる材料や内容だったのでやってみようと思います。

 

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 7月19日(金曜日)乳児(2歳児)+保護者
「赤ちゃんと一緒に、のんびり美術館さんぽ」

 

  • 前半は抱っこや歩きで子どものペースに合わせて自由に展示室をみてまわりました。保護者の方は、サポートスタッフと共に、「子どもがどんな作品に興味をもったのか」、「保護者自身が気になる作品は何か」などについて対話をしました。
  • 次にエントランスホールに移動して、彫刻を鑑賞したり、大きなクラフト紙にクレヨンでお絵かきをしたりしました。

《みんなの感想》

  • 子どものペースに合わせて参加できるプログラムでよかったです。楽しい時間を過ごせました。
  • 年齢別の募集になっているので参加しやすかった。子どもが飽きないように、短時間で場所や活動を変えた内容だっため、有り難かったです。
  • 子どもでも美術館を楽しめるような内容で、参加してよかったです。

 

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 7月20日(土曜日)小学生+保護者
「何がかいてあるのかな?小川芋銭〈江村六月、雲巒烟水〉の鑑賞」

「何にみえるかな?白髪一雄〈普門品 雲雷鼓掣電〉の鑑賞+ワークショップ」

 

  • 最初に、小川芋銭の屏風〈江村六月、雲巒烟水〉を鑑賞して、「何が描かれているか」「どんな音が聞こえてきそうか」などについて対話をしました。茂みの中にいる鳥や虫の鳴き声や、小屋の中から聞こえる住人の物音など、絵の中には描かれていない物音について想像を膨らませた発言がたくさん出ました。
  • 次に、五感をもとに作品から受けた印象を話し合うための鑑賞アイテム、「ひらめきサイコロ」を使って、家族ごとに気になる作品を探して対話をしました。どの家族も一つの作品をじっくりみて楽しそうに話し合っていました。
  • 最後に、白髪一雄〈普門品 雲雷鼓掣電〉をみんなで鑑賞しました。「何にみえるか」「どんな感じがするか」などについて対話をすると、一つの絵でも人によってそれぞれ色々な見え方や感じ方があることに気がつきました。その後に鉛筆ではなく糸を使って作品を模写しました。作品のどこに注目するかによって、一人一人全く異なる作品ができました。

《みんなの感想》

  • 対話をしながら子どもと一緒に絵画を楽しめたのがよかったです。娘は、始めは緊張していた様子でしたが、だんだんとイベントの雰囲気に引き込まれていき、楽しそうに参加していました。
  • 美術と触れ合う貴重な経験ができました。作品をみる時に今まではぼんやりとみていたのですが、絵の見方が少し分かった気がします。
  • 糸を使って絵をつくる活動が楽しかったです。同じ作品をみてつくっても、できあがった絵がみんな全然違う仕上がりになっていたことに驚きました。
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お問い合わせ先
担当 茨城県近代美術館   美術課「家族でわくわくミュージアム」係
TEL 029-243-5111(代)
FAX 029-243-9992
メール 「家族でわくわくミュージアム」お問い合わせフォーム

掲載日 令和6年8月10日 更新日 令和6年10月11日